44.透過電磁波による地盤中導電率鉛直プロファイルの推定手法 |
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| [ 要 約 ] 測定対象のスケールよりも小さい半波長の電磁波を用いれば、透過電磁波によって、地盤中の導電率分布の連続的な鉛直プロファイルを、十分な精度で推定できる。 | |||
| 農業工学研究所・造構部・土木地質研究室 | 区 分 | 技術及び行政 | |
| 連絡先 | 029-838-7577 skuroda@affrc.go.jp | 分 類 | 参考 |
地盤中の汚染物質やトレーサの分布や移動状況をモニタリングする手法として透過電磁波を用いる方法を提案した。その適用性の検討のために、地盤の導電率に影響を与えるような汚染物質あるいはトレーサが層状にかつ拡散の影響を受け分布している状況を想定して、図1のような導電率鉛直プロファイルを有するモデル地盤を設定した。導電率の分布は誤差関数で表現しそれを特徴づけるパラメータδ(誤差関数の分散に相当)、透過電磁波による計測の分解能を特徴づける波長λ(伝搬速度/中心周波数)の組み合わせを変えて、電磁波の伝搬過程における推定精度を数値実験によって検討した。
現地適用の際には地質構造に起因する電磁波伝播速度等の不均一性や、実際に用いるアンテナの放射受信特性について考慮する必要がある。溶存物質の濃度等土の物理化学性と導電率等電磁気特性の関係については、室内実験等で系統的に明らかにする必要がある。
なお、周波数が高い(波長が短い)ほど電磁波は急速に減衰するので、極端に短い波長の電磁波は地盤の測定には使用できない。

図1 シミュレーションに用いたモデル地盤中の導電率分布の設定条件
| 研究課題名 | :透過電磁波による地盤環境測定能の評価 |
| 関連する中期計画大課題名 | :水・土地等資源のモニタリング技術及び環境影響評価指標化手法の開発 |
| 予算区分 | :交付金研究 |
| 研究期間 | :2001〜2003年度 |
| 研究担当者 | :黒田清一郎、中里裕臣、奥山武彦、北陸農政局、東北農政局、九州農政局、沖縄総合事務局、三菱マテリアル資源開発株式会社、ドリコ株式会社 |
| 発表論文等 |
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